手づかみ離乳食の様子

さいたま市のママキッズカフェで出会った、

手づかみ離乳食。

子どもにとっても、

食が生活の中心にある気がして、

喜びの、ど真ん中にある気がして、

私もうれしいです。

 

(ママキッズカフェのHPはこちらです。)

 

そこでは8カ月でもこのようなメニュー。

最初は驚きましたが、

慣れるとおちゃのこさいさい。

子どもは喜んで食べるのです。

 

「子どもの『手づかみ食べ』はなぜ良いのか?」

(IDP新書)

でも、カフェと同じようなことを

となえています。

 

手づかみの良さは、

①子どもが意欲的に食べられる

②五感をつかって食べ物を認識し、

 指先が鍛えられる

③前歯で噛み切り舌を動かし咀嚼を促す

④それが唾液分泌につながり、

 虫歯予防にもつながり、

 脳の活性化にもつながり、

 姿勢にもつながり、

 言語発達にもつながり…賢い子へ!

 

 

と、ざっと言うとこうですが、

ここだけでは語りつくせません…

全てがつながっていて奥深い!

 

雑誌では、

○○の時期は○グラム摂取

など書いており、

それに振り回されて

一苦労のママも多いはず。

 

でもそれはあくまでも目安で、

食といかに向き合うか、

食がいかに楽しいかを

実感できるのが手づかみ離乳食。

 

 

また、今はどのくらいの量が適切か、

どのくらいの固さが適切かを観察し、

子どもに合わせることが大切です。

親としての直感や観察力も磨かれ、

子育てに自信がつくことにもつながります。

そしてそれは子どもからの信頼感にも。 

 

 

 

一番大事なことは、

子どもが食べ物に手を伸ばしたその瞬間、

『汚い!』ではなく、

その意欲のままにさせてあげること。

それが自主性にもつながります。

 

さらに、それは人間としての大切な土台作りにもつながります。

自分の意思が尊重されているという安心感、

自分はこれでいいのだという肯定感です。

 

 

最初はたくさんこぼすかもれません。

『これ食べ物?』という反応です。笑

 

でも、じっくり時間をとってあげると、

一生懸命に頭、指、口、目を使って

食べるのです・・・

その様子は感動そのもの!

大きな成長も感じられます。

 

 

 

 

 

感動経験はこちらをぜひご覧ください♪

 

詳細は本を手に取っていただいたり、

いくがく教室の中でも、

手づかみ離乳食を紹介したりしているので、

ぜひご参加ください♪

 

 

 

*食べている様子を少しだけアップします。

 

手づかみを始めた7か月頃。

机がお皿の時期。笑

ほとんど床に落ちるので、

倍くらいの量をお皿に載せます。

 

スティック状の大根(ほうれん草付き)

をほうばっています。

 

親は向かいに座り、すぐに大人の手が出ない場所にいるのもポイントです。

一緒にもぐもぐしながら食べ、

食欲アップ!

10か月頃。(↓)

散らかってますが、

ほとんど自分で食べてくれるので、

自分も一緒にゆっくりと御飯が食べられ、

とっても楽でした。

1歳ころにはうどんもちゅるちゅる~ (↓)

ご飯も最後の一粒まで

食べてくれるようになりました。

(雑誌 クーヨンより)

まるごと茹でても(蒸しても)OK!

前歯で噛み切ることで、

どのくらいの大きさで

自分が食べられるのかを学びます。

舌で食べ物を口の奥に回し、

歯茎で噛む一連の動作が身につきます。

 

 

手づかみばかりでは、

スプーンが使えなくなるのでは・・・

という心配もあるかもしれませんが、

指先の感覚が養われた子どもは、

時期が来ればかえって上手に箸や

スプーンを使えるようになるようです。

 

娘も1歳6カ月、

保育園で教えてくださっていることもあり、

全てではないですが、

スプーンで上手にご飯を食べています。

 

今度はメニューをご紹介します♪