都会では上へ上へとマンションやビルが建てられ、私自身も空を見上げることもなくせわしなく生活していました。
しかし、自身と家族の健康を願い、日ごろの生活を見直し学んでいく中で、文字通り「地」に足をつけ、季節の野菜の味を楽しみ、植物の香りに酔いしれ、周りの人と助け合っていく、そんな生活を願うようになりました。
人にとって本当に必要なものを選び生活したいのです。
高層から下を見下ろすのではなく、土を踏み隣の人と手を取り合い歩んでいきたいのです。
それは、大館でならできること。
そこで、日々の生活を共にできる地域の交流の場、日ごろの生活を一緒に考え学んでいく場、そんな場があったら素敵だなと思うようになりました。ゆっくり、じっくり時間をかけて、皆様とそのような場を築き上げていけたらと思っています。
子どもたちが土を踏み五感をふるわせ遊べる社会でありますように、大人は自然とふりそそぐ木漏れ日を浴び隣人を思い、上へ上へではなく深く根っこをはやせるような社会でありますように。
そんな思いで「木漏れ日の家」とつけました。
ちなみに、本当は「土の家」にしようとしました。個人的に好きだったのです・・・
でも、周りから大爆笑と猛反対を受け、「土」はやめました。笑
「家」というのは、いつか自分の家を開放してできたらな~と思うからです。
本をたくさん置いて、地域の図書室みたいな感じで。
そこで、みんなが好きなものをみんなに紹介したりし、話し合ったり。
そんな、人が集まる家を理想としています。
ま、完全に自分のためです。笑
人口が減っている矢立の地域で、おばあちゃんになっても人がいなくて寂しい思いをしなくてもいいように、今からいろんな人に来てもらって、将来も集まってもらおうといのが本音です。
さて、これからが楽しみです。
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